時計は、今がいつなのかを表す道具です。数字が1から12まで並ぶアナログ時計では、短い針と長い針をいっしょに見ます。短い針は何時ごろか、長い針はちょうどか半かを教えます。この記事では、長い針が12をさす『何時』と、6をさす『何時半』にしぼり、二本の針をどの順番で見ればよいか、短い針が数字の間へ動くのはなぜかを、生活の場面と結び付けて説明します。
対象: 小学1年生 / 学び: 算数・測定・時刻(何時と何時半)
二本の針には別々の役目がある
アナログ時計には、長さの違う二本の針があります。短い針は『時』を表し、1から12のどの数字の近くにあるかを見ます。長い針は『分』を表します。今回読むのは、長い針が12にあるときと6にあるときです。長い針が12なら、分は0分で『○時ちょうど』です。たとえば短い針が3、長い針が12なら3時です。長い針が6なら30分で『○時半』です。二本を一度に見て迷うときは、まず長い針を見て『ちょうど』か『半』かを決め、次に短い針の場所を読むと整理しやすくなります。針の色や時計の大きさが変わっても、長い針と短い針の役目は同じです。
何時半では短い針も半分進む
4時ちょうどから5時ちょうどまで、短い針は4に止まったままではありません。時間がたつにつれて4から5へ少しずつ動きます。30分は1時間の半分なので、4時半の短い針は4と5のちょうど間にあります。このとき長い針は6です。7時半なら、短い針は7と8の間、長い針は6になります。短い針が次の数字をまだ通りこしていないので、読む時刻は前の数字の7時半です。紙の時計を作るなら、長い針だけでなく短い針もいっしょに動かしてみましょう。『半』という言葉を、文字盤を半周した長い針と、次の数字へ半分進んだ短い針の両方で確かめられます。
生活の出来事と時刻を結び付ける
時計を読む力は、数字だけを答えるためではなく、生活の予定を知るために使います。朝7時に起きるなら、長い針が12、短い針が7の時計を探します。午後3時半におやつを食べるなら、長い針が6、短い針が3と4の間にある時計です。家の時計で練習するときは、『いま何時?』だけでなく、『長い針はどこ?』『短い針はどの二つの数字の間?』と、見た場所を言葉にします。ゲームでは時刻の影へ光を当てるために、短い針を照準として動かし、長い針を12か6へ切り替えます。速く撃つことより、作った時計を声に出して読んでから発射すると、操作と読み方が結び付きます。
身近な例で考えてみよう
- 朝7時に目覚まし時計が鳴るときは、長い針が12、短い針が7をさしています。二本の役目を順に確認できます。
- 12時半に昼ごはんを食べるときは、長い針が6、短い針が12と1の間にあります。短い針が少し進むことを見つけられます。
- 午後3時に遊び始め、3時半に片付ける予定なら、長い針が12から6へ半周し、短い針も3から4へ半分動きます。
よくある間違いと覚え方
- 長い針が6にあるのを見て『6時』と読む間違いがあります。長い針の6は30分を表すので、何時かは短い針の場所から読みます。
- 4時半の短い針を4にぴったり置く間違いがあります。30分たつ間に短い針も進むため、4と5の間へ置いて確かめます。
- 7と8の間にある短い針を見て8時半と読むことがあります。まだ8を通っていないので、前の数字を使い7時半と読みます。
保護者の方へ
最初は長い針が12と6だけの時刻にしぼり、『長い針でちょうど・半を決める→短い針で何時を読む』の順で声をかけてください。紙皿などで針が連動しない模型を使う場合も、○時半では短い針を二つの数字の間へ動かします。正答だけを急がず、お子さまが見た針の場所を言葉で説明できたことを認め、起床・食事・入浴など実際の予定と時計を結び付けると復習しやすくなります。
ミニ問題
問題1: 短い針が5、長い針が12にあります。何時ですか?
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5時
長い針が12なので0分、つまりちょうどです。短い針がさしている5を読んで、5時になります。
問題2: 2時半の長い針と短い針は、どこにありますか?
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長い針は6、短い針は2と3の間
半は30分なので長い針は6です。1時間の半分がたち、短い針も2から3へ半分進みます。
問題3: 短い針が9と10の間、長い針が6です。何時半ですか?
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9時半
長い針が6なので半です。短い針はまだ10を通っていないため、前の数字の9を使って9時半と読みます。
ゲームで確かめてみよう
ここまでの内容を、実際に「ふたつの針は夜を照らす」を操作しながら確かめてみましょう。
