「9時20分」は時計が示す一つの時刻です。一方、「9時20分から9時45分までの25分」は、始まりから終わりまでの時間の長さです。時計の分針を5分や10分ずつ進めて考えると、「何分後」と「何分間」のどちらも分かりやすくなります。このゲームでは、その小さな時間を梁として積み、時計が進む様子と時間の長さを結び付けます。
対象: 小学2年生 / 学び: 算数・測定・時刻と時間
時刻と時間は何がちがうの?
時刻は、ある一しゅんを時計で表したものです。「朝7時」「午後3時30分」のように言います。時間は、始まりから終わりまでの長さです。「家を出てから学校まで15分」のように言います。たとえば9時20分に始めて9時45分に終わったなら、始まりの時刻は9時20分、終わりの時刻は9時45分、かかった時間は25分です。同じ時計を使いますが、聞かれているものが一しゅんなのか長さなのかを確かめることが大切です。
何分後の時刻を見つける方法
何分後を考えるときは、分針を少しずつ進めます。9時15分の20分後なら、まず10分進めて9時25分、もう10分進めて9時35分です。合わせて20分進んだので答えは9時35分です。分が60になったら、時を一つ進めて分を0にします。7時50分の10分後は、50分に10分を足すと60分になるので8時です。5分や10分のまとまりに分けると、時をまたぐ計算もまちがえにくくなります。
二つの時刻の間は何分?
始まりから終わりまでの時間は、終わりへ向かって区切って数えると分かりやすくなります。3時40分から4時までは、3時40分から3時50分まで10分、3時50分から4時まで10分なので、合わせて20分です。1時20分から1時45分なら、1時20分から1時40分まで20分、さらに5分で25分です。時計盤では、数字一つぶん進むたびに5分です。分針の進んだ道のりを数えることと、時間の長さを足すことをつなげて考えましょう。
時計塔ゲームではどう使う?
ゲームの梁には5分、10分、15分、20分という時間の長さがあります。梁を積むと、その長さだけ町の時計が進みます。目標時刻まであと25分なら、10分と15分、または5分を五つなど、いくつかの作り方があります。長い梁は一度に時計を進められますが細く、塔を安定させるのが難しくなります。どの時間に分けるかを決め、落下位置と風も考えるので、時間の計算がそのまま建築の作戦になります。
身近な例で考えてみよう
- 8時に家を出て8時15分に学校へ着いたなら、かかった時間は15分です。
- 3時40分から20分読書をすると、終わる時刻は4時です。
- 6時50分から夕食まであと10分なら、夕食の時刻は7時です。
- 長い針が12から3まで進むと、5分が三つで15分たっています。
よくある間違いと覚え方
- 9時20分から9時45分を、45だけ見て45分としないようにします。始まりの20分から終わりの45分まで進んだ長さを考えると25分です。
- 7時50分の20分後を7時70分とは書きません。50分から10分で8時、残り10分で8時10分と考えます。
- 短い針と長い針を反対に読まないようにします。短い針がおよその時、長い針が分を表します。
- 『何時何分』と『何分間』を同じ答え方にしないよう、聞かれているのが時刻か長さかを先に確かめます。
保護者の方へ
日常では、出発と到着、遊び始めと片付けなど二つの時刻を実際の時計で確かめ、「まず10分、あと5分」のように区切って声をかけると理解しやすくなります。答えだけでなく、分針がどこからどこまで動いたかをお子さまに説明してもらうと、時刻と時間のちがいを確かめられます。
ミニ問題
問題1: 2時10分の15分後は何時何分ですか?
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2時25分
10分から15分進むと25分です。時はまだ60分をこえないので、2時のまま2時25分になります。
問題2: 4時30分から5時までは何分ですか?
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30分
30分から60分まで進む長さは30分です。分が60になると、時計は次の5時を示します。
問題3: 8時55分の10分後は何時何分ですか?
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9時5分
まず5分進むと9時ちょうどです。残りの5分を進めるので、答えは9時5分になります。
ゲームで確かめてみよう
ここまでの内容を、実際に「鐘が鳴るまで、あと何分?」を操作しながら確かめてみましょう。
